つきすけ の コーディング記

細かいところで嫌にならないように、小さいことでも解説していくブログ。たまに関係ないことも書く。

Ren'Pyで最初にやりたいGUI設定のメモ

ゲーム作るのは小さい頃からの夢… ということでPythonでノベルゲーム作れるよっていう「Ren’Py」をクリスマスイブに突然触り始めたのはいいものの、初歩はやっぱ壁があるものなので、かなりちょっとしたことだがメモメモ。

なお、Ren'Pyのバージョンは7.3.5

とりあえずGUIをカスタマイズしたい

画面やテキスト表示部分など見た目に関するデフォルト設定は基本的にgui.rpyに入っていて、そこで設定した変数をscreen.rpyで適用しているっぽい。なので最初はgui.rpyを上から下まで覗き、丁寧にコメントアウトによる説明が書かれているので、それをもとに値をいじって見ると良い。

※※大事なこと 日本語ゲームを作る時はおとなしく日本語設定にしてからがおすすめ。どうでもいいことでつまづく。※※

以下はgui.rpyの値をいじるだけじゃできなかったテキストボックスの色の指定とルビのスタイル変更についてのメモ。

テキストボックスの背景を単色にする

初期値で画像になってるんですけども、別に単色でええって思う方も多いかと思います。こんな感じ。
やり方 screen.rpyの割と上に方にいるstyle windowブロックの中をいじります。下のように、画像を消して色を指定する。

style window:
    # ここら辺には位置などに関する他の設定が書かれているが無視
    
    # 下の画像設定を消す
    # background Image("gui/textbox.png", xalign=0.5, yalign=1.0) 
    background "#e3c8d2B3" # 色を追加

テキストボックスの色を変更した画像
テキストボックスの色

なお、rgbaのaにあたる透過率も16進数で指定しています。rgbaの指定方法でできるのかはわからない。B3は70%くらいだと思う。

ルビのサイズなどを変更する

ルビを振るやり方は公式の通り、テキストを "{rb}月助{/rb}{rt}つきすけ{/rt}" とタグで囲んで書けば良い。問題はサイズ調整とかである。
調べるほどなんだかよくわからなくなるのでとりあえずこうやってみた。

screen.rpyの末尾に下の三つのブロックを追加する。値は大きさとか位置とかを表しているはずなので、好きにいじってみてほしい。
上の二つのブロックでルビのスタイル定義、下のinit pythonブロックで実際に適用しているイメージ 色とか変えたければ一番上のブロックに設定をすれば良いのではないだろうか。

style ruby_style is default:
    size 10
    yoffset -20

style say_dialogue:
    line_leading 10
    ruby_style style.ruby_style

init python:
    style.ruby_style = Style(style.default)
    style.default.ruby_style = style.ruby_style

ルビのれい
ルビの例